<大黒天>
古代インドの暗黒の神,摩訶迦羅(まかから)。仏教では三面六臂(ろっぴ)異形黒色の忿怒(ふんぬ)神,戦闘神とされ,のち袋を持った姿の厨房(ちゅうぼう)神とされた。日本では平安時代から寺院の厨房にまつられ,僧侶の妻の俗称ともなった。室町時代には大国主命と同一視され,七福神の一つとなった。大黒信仰は大黒の姿を模し嘉祝の詞をのべて遊行(ゆぎょう)する大黒舞の徒が広げたもので,えびすとともに田の神としても尊崇された。江戸時代には頭に頭巾(ずきん).手に打出小槌(うちでのこづち)を持ち,米俵の上に立つ姿で表され,ネズミを配する。子祭(ねまつり)といって旧暦10月の子の日に大黒をまつり,近世町家は甲子(きのえね)の日を大黒様の縁日とした。日蓮宗ではとくに大黒天信仰が盛行。
<福禄寿>
七福神の一つ。長頭短身鬚髯(しゅぜん)の老人で、つえに経巻を結び鶴を伴う。道教では、幸福・富貴・長寿を表し、南極星の化身とされる。
以上 MY PEDIA(日立デジタル平凡社)より
ご利益(りやく)は、
<大黒天>金運良好・資産増加・開運出世・家内安全・子孫繁栄
<福禄寿>福(子孫繁栄)・禄(財産)・寿(健康長寿)
といわれています。
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